KMSからあべです。
キラチュウは虫の形をした道路標識などに使われている反射材から出来ています。車のライトが当たればキラリと光ります。
日が落ちるのが早くなり、子供達の学校や塾の帰りなど夕方から夜にかけて歩行者が車から見えにくくなる時間がぐんと増ええてきます。神山メイカースペース(KMS)では、子供達と一緒に楽しく交通安全について体験できる「キラチュウを探そう!」ツアーをおもいやりライト事務局と城西高校の協力を得て実現しました。
プロジェクトでは、KMSの基本理念、デジタルものづくりを通じて、人づくりを行うことであり、廃棄物を有用に活用するエコな価値転換も念頭におき、反射材の効果やキラチュウ集めだけでなく、そこへたどり着くまでのプロセスに参加者が関われる企画を用意し、丁寧にそして楽しく学ぶことを大切にしました。
その1:キラチュウコンテスト
神山町にある神領小学校の全校生徒100人近くがキラチュウコンテストに応募してくれました。その中から投票を行い、トップ4はキラチュウキーホルダーになりました。
虹色のカメムシ、ブラジルの求愛する虫 などなど、子供達の観察力と想像力がとても豊かなことに驚きました。レーザーカッターは、手書きのドローイングなどをオブジェクトに変換するのにとても相性の良いデジタル機械だと改めて実感しました。
そして、みんなの投票の結果。。。オリジナルキラチュウができました!何でしょう?幼虫かな。ムカデの赤ちゃん?とにかく、一等賞おめでとう!プロポーズする虫!とても詳しく書いてあってびっくりです。神山にはいないのでしょうか。二等賞、おめでとう!モンキチョウ。色合いもとっても綺麗。三等賞、おめでとうございます!みんなに嫌われがちなカメムシなのに 、虹色でとっても綺麗。四等賞です!そして、スペシャル四等賞。丁寧に蝶を書いてくれました。おめでとう。
そして、お次は、、
その2:キラチュウを作ろう!
キラチュウはレーザーカッターで切り出した反射材を神山町産の杉板でサンドイッチし、糸で縫い合わせるだけの、制作がとてもシンプルなデザインです。ということで、小学生から大人まで巻き込んで、115個のキラチュウを制作しました!11月30日、12月4日は神山町広野小学校の生徒さんとKMSのメンバーである山下くんの電気工作クラブのみんながキラチュウ作りに参加してくれました。
反射材の効果をみんなで確認し、そのあとは制作!様々な虫の形にくり抜いた杉板のコインを2枚で1セット。反射材を杉板のコインでサンドイッチし、 学校の先生も一緒に、みんなとても集中していました。電気工作クラブの子は、50個のノルマを6人で達成!もちろん高校生のサポートもありましたが。 出来上がったキラチュウは、キラチュウツアー当日に活用します! 反射材から余った端切れは、歩いている女の子の看板を作るのに活用しました。材料は余すところなく活用です!
そして迎えた当日は!?