KMSからあべです。
キラチュウは虫の形をした道路標識などに使われている反射材から出来ています。車のライトが当たればキラリと光ります。
日が落ちるのが早くなり、子供達の学校や塾の帰りなど夕方から夜にかけて歩行者が車から見えにくくなる時間がぐんと増ええてきます。神山メイカースペース(KMS)では、子供達と一緒に楽しく交通安全について体験できる「キラチュウを探そう!」ツアーをおもいやりライト事務局と城西高校の協力により実現しました。
プロジェクトでは、KMSの基本理念、デジタルものづくりを通じて、人づくりを行うことであり、廃棄物を有用に活用するエコな価値転換も念頭におき、反射材の効果やキラチュウ集めだけでなく、そこへたどり着くまでのプロセスに参加者が関われる企画を用意し、丁寧にそして楽しく学ぶことを大切にしました。
その3:キラチュウツアー当日!(キラチュウ制作やコンテストの様子はこちら)
ブルブル、雪の降りそうな師走の近く12月7日、おもいやりライト事務局さんが横浜より神山へ到着し、KMSメンバーは忙しくキラチュウツアーの準備を進めました。
今回会場に選んだのは、神山町にある城西高校。ここは造園学科もあり、校舎の周りはキラチュウを隠す格好のスポットがたくさん!安全面も含めて、城西高校が良いねということになりました。まだ外は明るい午後4時、親子連れや子供達が集まりってきました。おもいやりライト事務局から反射材や早めの点灯についてアニメーションを使って紹介していただき、キラチュウ集めのルール説明も。キラチュウは子供と高校生でチームを組み、集めたキラチュウのサイズや種類のよってチームのポイントを競うもの。
珍しい虫などはポイントがぐんと上がったりします。そしてポイントを多く獲得したチームは、特大キラチュウなどの景品なども用意しました。さーて、暗くなるのを待って、いざ出発!
みんな、校庭のあちこちへ散らばってきました。
20分後、武道館へ集まり、捕まえたキラチュウのポイントを審査員がカウントしていきます。 やっぱり6年生チームは強いなぁ。とっても満足そうな笑顔です。獲得数は年齢じゃないぞ!Iくんと森林女子が集めたこの数!なかなかやります。
高得点獲得チームが木内審査員より発表され、無事に表彰式を終えました。みんなで記念写真をパチリ。
それぞれキラチュウを2つ以上お持ち帰り。「カバンの見えるところにつける!」「友達にプレゼントする。」など様々な感想をあとに、それぞれの家路へ。
このキラチュウが神山の安全度をぐんと上げ、さらに明るい神山になることをKMSは願っています。この活動はKMSとして続けていきたいと思っています。興味ある方はぜひ一度お声がけください。