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KMSからあべです。

三好池田のスペースきせるにて、三好高校の環境資源科2年生5名へ向けて「タバコの版木」の図柄を活用したレーザーカッターの体験授業&オンライン会議を行いました。

1日目は、学生が2人一組で一台のパソコンを使用し、レーザーカッターの紹介、イラストレーターの基礎に触れた後にそれぞれ伝統的な版木の図柄を、再構成したり新しいアイテムを加えキーホルダーのデザインを制作しました。

2日目はオンライン会議&レーザーカッター実演を城西高校神山分校森林女子の2年生が中心になり行ってくれました。また各自のデザインを杉板へレーザーカッターで加工したものを、ヤスリがけ、オイルをすり込む作業を行い、キーホルダーを完成させました。

三好高校の2年生は、全員が初めてイラストレーターを使ってのデザイン作業でしたが、思った以上に操作に慣れるのが早く、個性のある、素敵なデザインができました。

また両校といも演習林があり間伐材や廃材を利用してものづくりを行っていると言うことでお互いが取り組んでいる活動を紹介して共有することができたようです。

これらの授業を通して、三好高校の生徒たちから「レーザーカッターに興味が出てきた」、「実際にレーザーを操作してみたい」等という感想をいただきました。これをきっかけに三好高校にあるレーザーカッターが再び活用されるとよいなと思っています。

また、森林女子の2年生も、同じ高校生へ彼女たちがやっていること、また精密機器の操作をオンラインを通して伝えるということを体験して、新しい自信がついたのではと思います。

新しい物づくりを通して、ますます横のつながりが広がると良いなと思います。

森林女子の皆さん、丸山先生、コンプレックスの木内さん、三好高校の先生方、マチトソラの担当の方、ご協力ありがとうございました!

出来上がったキーホルダーは来年2月に行われるマチトソラ芸術祭2017(2017年2月10日ー24日)でお披露目されます。お楽しみに〜!