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再び、こんにちは。あべです。

アムステルダム報告2は、3D プリンターをひいひい言いながら2台組み立てた報告です。

最近、3Dプリンター好きの間では、アメリカ発のPrusaから出ているものが比較的手頃な値段でスペックもとても良いと人気です。そのPrusa MK2s KitFab guruアレックス氏のアシスタントとして組み立てることになりました。何しろそんなに3Dプリンターに慣れていない私の、新たな挑戦の旅が始まりました。しかも予定より1週間遅れて配達されたため、私がアムスで組み立てるために残された時間は超わずか!(怒涛の旅と言った方が近いです。)

道具も全てセットで届く。なんだかプラモデルの組み立てを思い出します。

開けてみると、ハリボーが一緒に。砂糖とってガンバレ!と言うことか。
アメリカで生産されたものなのでしょうが、3Dプリントされたパーツや他、細々したものはヨーロッパ発送元の1つのポーランドで用意したものだと思われます。丁寧に梱包されていて、組み立てるのにワクワクしました。Happy Printingって手書きでサインされてる!頑張らねば〜組み立てのステップごとに、パーツが小分けされています。ビスの大きななども分かり安いように、パッケージの上に等身大のドローイングが。綺麗なデザインです。

オンラインに上がっているインストラクションも分かりやすい。ここX軸をモーターを固定して、組み立てて、Z軸もフレームベースにモーターを付けて、改めて、3Dプリントされたパーツの使いやすさに、びっくりです。ビスなんかもぴったり入るようにデザインされているから、パーツがしっかり固定される!

これがY軸になります。途中、何度か間違った方向に組み立てたりして、やり直したり。XYZ軸を組み立てて、そうすると3Dプリンターらしい形になってきました。フィラメントが出てくる、エクストルーダーの部分の組み立て。ファンも装着したり。

ここは結構、細かい作業です。実際にモーター近辺の作業は気を使うし、工程が多めです。ケーブルもいっぱい。LCD(液晶ディスプレイ)を設置し、電源を設置し、

基盤の部分を組み立てていきます。

12時間ほどの格闘が終えて、いざ電源を入れてみるも、LCDが何も反応しない〜!ネットで検索し基盤のコネクションを色々と差し替えてみるも、解決できず、頭を抱えている時に、KMSのコアメンバーである山下くんが救いの手を!

なんと同じ機種を既に持っていて、組み立てたことがるとか。スカイプで話しながらLCDのケーブルの差し込み方に問題があることを発見しました。本当、山下くんありがとうございますー!この機種の良いところは、自動校正補正が付いていること。自動校正補正もokが出て、いざテストプリント!しかし、 先ほどokが出たはずの自動校正補正が失敗に終わり、いろいろ試したのですが、、うーむ帰国の時間も迫っているので、2台目を組み立てることに。

流石に2台目は早く組み立てられうようになり、帰国ぎりぎり2台プリンターを組み立てて、テストプリントまで終わりましたが、プリントできていない!と言う心残りが。プリンターをラボマネジャーのサンダー氏へ託して、アムスを後にしました。この夏に神山の子供達とラボでワークショップを行う予定です。そこで、今度こそはプリントするぞ!との意気込み。

3Dプリンターは、XYZ軸の正確さが大切だなと痛感しました。これを終えて、だいたい3Dプリンターの構造は頭に入ったので、KMSのプリンターが故障しても、物怖じせずトラブルシューティングできそうです。