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KMSのあべです。

11月7日(月曜日)に、特別講師として今年の2月にもKMSへ来ていただいたお二人、アムステルダムからアレックス・シャウブ(Fabguru)さん、そして仙台から大網拓真(FabLab SENDAI – FLAT)さんに来ていただき、城西高校分校の1年生の生徒さん(9名)に向けて、ワークショップを開催しました。(2月の時の記事です。)

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作業の流れは、イラストレーターで各自デザインしたファイルを、レーザーカッターでMDFを加工し、それを型にして錫をキャストし、キーホルダーを制作しました。

dscn0303これが簡単なようですが、それぞれの作業にコツがあって、講師のお二人はそれらを丁寧に的確に指導してくれました。

dscn0314KMSが初めての生徒さんたちも、イラストレーターを触れるのが初めての子も、作業に集中し、充実しているようでした!私も高校の時にこんな授業受けたかったなぁ!以下に簡単な手順を書いておきます。

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dsc_0309 MDFの型を準備します。それをクリップでしっかり留めて。。

dsc_0318錫をカセットコンロで加熱します。比較的融点が低いので、すぐに液状になります。

dsc_0322 溶けた錫の表面についたホコリをスプーンで端に寄せて、、

dsc_0325 スプーンで錫をすくい、型へそっと流し込みます。

dsc_0328 流し込んだ後にあまり揺らすと、型に流し込んだ錫がボコッと凹んでしまったりします。

dsc_0331 その時は、熱した半田ごてで表面を修正したり、ベルトサンダーで表面をならしたり。

dsc_0333 ある程度熱が冷めたら、かたどった錫を型から外します。

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ドリルで穴を開ければ、キーホルダーの完成です。

この時に金属タワシでやすれば表面がマットになるし、歯磨き粉で磨くとピカピカになります。

 

このワークショップはここにも丁寧に手順が書いてあります!そこへとても良いことが書いてありました。

「レーザーカッターや3Dプリンタはあくまで道具でしかありません。FabLab SENDAI – FLATでは、マシンの使い方だけではなく、それをどのように活用できるのかについてもみなさんと一緒に考え、学び合う機会を設けていきたいと考えています!」

本当、これってつくづく大事だなぁと思います。

もしレーザーカッターでこんなことできるのかなぁなどの相談や質問もどしどし受付けます。気軽に声をかけてくださいね!